東洋大学からのご挨拶
世界平和のために、東洋大学の「知」を届けます
東洋大学社会貢献センター長
髙山 直樹(福祉社会デザイン学部 教授)
東洋大学の創立者井上円了は「余資なく、優暇なき者に教育を開放する」という強い信念のもと東洋大学の前身となる哲学館を1887年に創立しました。その志は「諸学の基礎は哲学にあり」とし、「哲学の研究・普及が国家・社会の文明を発展せるために不可欠」というものでした。日本が西欧の影響を強く受けていくなかで、日本人のよりどころを取り戻すために「哲学」による「ものの見方・考え方」を人々のなかに育てていくことを実践していきました。この理念が現在の東洋大学の研究・教育そして様々な取り組みに具現化されています。とりわけ社会貢献活動が重要な役割であると考え、その使命を全うするための拠点として社会貢献センターを位置づけています。社会貢献センターは公開講座や講師派遣事業等の生涯学習部門と社会貢献活動部門の2つの柱があります。その中でも、現在日本国内を対象としている講師派遣事業をグローバルに展開していきます。平和、環境、人権等の様々な問題が深刻な状況の中にある時だからこそ、東洋大学の「知」を世界中の皆さんにお届けしたいと考えています。日本語や日本文化に興味のある方、これから勉強をしたいと考えている方など、広く皆様の受講を歓迎いたします。
東洋大学の一般教養講座について
東洋大学では、創立者・井上円了の志を受け継ぎ、東洋大学が有する優れた「知」を広く社会に役立てて頂くため、数多くの公開講座や生涯学習プログラムを提供しています。本講座では日本文化、経済、社会問題など様々な日本に関するトピックを取り上げ、東洋大学の専門家が講義をお届けします。日本の文化や社会問題などの背景を知ることは、日本語の理解を深めることにも繋がります。
日本の文化について初めて学ぶ方、知識をさらに深めたい方、日本への留学、就職を希望する方など広く受講を歓迎いたします。
★矢口学長と高山センター長の対談記事もぜひご覧ください(記事はこちら)
東洋大学学長からのご挨拶
日本の魅力を探求する
東洋大学の専門家による教養講座
東洋大学 学長
矢口 悦子
東洋大学は東京帝国大学を卒業した若き哲学者井上円了によって、1887年に設立された私立哲学館を前身としています。そこでは、「諸学の基礎は哲学にあり」ということを建学の精神としており、「どんな問題も深く探求し、真理に向かう学び方」が大切にされておりました。また、井上円了は3度の世界一周旅行を通して見聞した様々なことを、人々に伝えるため5,000回以上も日本全国にて講演をしています。その志を受け継ぎ、私たちも東洋大学が有する知的な財産である日本文学や歴史、あるいは社会、日本語等の分野における研究成果をできる限り多くの世界中の人々に届けたいと考えております。これからも少しずつ講座を増やして参りますので、どうぞ皆様ご期待ください。
受講者の声
- 語学に関心がある人、あるいは日本語の勉強をしている外国人のためになります。(中国)
- 久しぶりに東洋大学に帰って来たような気分と大学の講義にふれて、内容面・精神面ともに充実した時間を過ごすことができました。(日本)
- 現役の大学の先生の講義を無料でオンラインで受講できて、内容も色々取り上げられており興味深い。(日本)
- 「日本の知」というオンライン講座名が目を引いて、興味をそそられた。(日本)
- 日常会話や文章など、気になる日本語の表現はいろいろとありますが、なぜそうなるのか、どのように変化してきたのか、歴史的な視点を交えながら、具体例を通して、理解度を深めることに繋がりました。(ベトナム)